2013年9月21日土曜日

【スラバヤ】南昌飯店 Rumah Makan Nam Cheong

前から気になっていた南昌飯店へ行ってきた。南昌といえば、中国・江西省の省都。インドネシアで南昌の名前はあまり聞かないだけに、どんな料理を出すのか、興味津々。

店の中に入ると、そこはいたって庶民的な雰囲気のお店。気軽に入れる感じである。また、メニューもさほど多くなく、そっけなさを感じるほどである。とくに、南昌料理を銘打つわけでもなく、ごくごくフツーの中華食堂、といった趣であった。

よくある料理ばかりが載っているメニューから、「しいて言えばお勧めは何?」と聞いて、若いウェイトレスのレコメンに従って頼んだのは、次の5品である。

Nasi Goreng Kepiting (カニ炒飯)

Cintu Baikut(スペアリブ)

Hay Hap (ハイ・ハップ)

Cap Cay Goreng Merah (赤い野菜炒め)

Udang Ham (エビのハム風)

今回、初めて食べたのが、Hay Hap と Udang Ham の2つ。いずれも、練り物を揚げたようなものだが、Hay Hap はエビ、豚、魚(タラ)をすり身にしたもののようで、中は下の写真のようになっている。


Udang Ham はエビ味のやはり練り物のようだが、独特の歯ごたえがあり、うーん、ハム風と言われればそんな感じがしないでもない。

Hay Hap も Udang Ham も初めてだったが、他では食べたことのない食感とあっさりした味が印象的だった。

意外にいけたのが赤い野菜炒め(チャプチャイ)。これを白いご飯と食べる人が多いと聞いて納得。

スペアリブも味がしっかりついていて、濃厚だった。

とくに変わったメニューはないと見せて、実は、他にはないメニューを出してくるところなど、なかなか侮れない「食堂」である。

この店は、午後9時半になると、どんどん閉店のしたくを進めるので、夜遅くまで飲むには適していない。


Rumah Makan Nam Cheong
Jl. Pahlawan 58, Surabaya
Phone: 031-5454446, 5454447


2013年9月12日木曜日

【スラバヤ】Kwetiau Silam @ Apeng Kwetiau Medan

前から行ってみたいと思っていたクウェティアウの名店Apeng Kwetiau Medanへ、9月4日に行ってきた。そして、大満足した。


今回注文したのは、あんかけクウェティアウ(Kwetiau Silam)の小(Rp. 33,000)。 このあんだが、意外にあっさり味で、タラッとかかったゴマ油が何とも言えぬ香ばしさを醸し出す。あんは溶き卵でトロッとしており、中にはシーフードがクウェティアウとともに入っていた。

うーん、一言でいうと、滑らかなおいしさ。あんかけクウェティアウは、ジャカルタにも良く行く店が数軒あるが、スラバヤのは全般にあんが滑らかで、クウェティアウが見えないほどたっぷりとかかる。クウェティアウはジャカルタに比べるとちょっと幅広で、柔らかい。これは、これまで食べたクウェティアウの中でも、最高に美味しい部類に入る。


クウェティアウと合わせて注文したのが、この水餃子(Pangsit Kuah)。8個入りでRp. 24,000。この水餃子、皮の包み方がちょっと変わっていて、具を包んだ両端が中央でクロスする形になっている。その食感が、普通の餃子とは違って面白い。もちろん、水餃子自体の完成度は高い。


 厨房でクウェティアウを料理するコックたち。


会計ではタッチパネルのパソコンが使われていた。


店内風景。


Apeng Kwetiau Medan
Jl. Kedungdoro 265-267, Surabaya
Phone: 031-5345778