11月28日、出張先の中ジャワ州プルバリンガにて、午後3時過ぎに遅めの昼食をとった場所である。地元ではけっこう有名な店らしい。
ソトというのは、ジャワの実だくさんスープのこと。鶏肉を使ったソト・アヤム、牛肉を使ったソト・サピなどいろいろある。地域や店によって味も様々だ。今回は、プルバリンガのソト・チャンプル(この店では基本は牛肉)である。
ソトを食べる前に、まずは机上の揚げ物たちをつまむ。これがまたおいしいのだ。
さて、ここのソト・チャンプルは、牛肉や野菜がたくさん入った豪華版。スラバヤやジョグジャで食べるソトよりも盛りが多く、1杯食べただけでお腹がふくれる。中ジャワ以東では、ソトの中にご飯を入れて食べるのが一般的で、今回もナシ・ソトと呼ばれるご飯入りソトを食べた。
スープ自体はあっさり味。肉や野菜がこれでもかと迫ってくる、ちょっと豪快な感じのソトである。好みに応じて、サンバル(チリソース)を入れる。
この店のもう一つの名物は、ドリアンアイス(Es Durian)。ソトでお腹はふくれたが、食との出会いは一期一会、やはり食べずにはいられない。
ドリアンの固まりがゴロゴロっと入っていて、なかなかのお味だった。さすが、名物だけのことはある。
ご夫妻で切り盛りしている「町の食堂」という雰囲気。「美味しかったよ」と言ったら、二人ともとても嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
プルバリンガのお隣のプルウォクルトは、実はソト・アヤムで有名なところ。あいにく、今回はその醍醐味を味わう機会がないままだった。次回は必ず、プルウォクルトのソト・アヤムの名店を3店ほどハシゴしたい。
2013年12月27日金曜日
2013年12月24日火曜日
マカッサル食べ歩きの記録(12/20-12/22)
12月20〜22日、インドネシアへインターンで来ている日本人大学生2名を引き連れて、マカッサルで食べ歩きツアーを行なった。以下は、この3日間で何を食べたかの記録である。
<12月20日(金)>
1.Kios Lompobattangにて、肉まん(大)(Bakpao Besar)と豆乳(Air Tahu)
2.Kios Donaldにて、肉団子各種入りスープ(Baso Campur)とアイスティー
3.Mie Titiにて、揚げ焼きそば(小)(Mie Titi Kecil)
<12月21日(土)>
4.ホテルの朝食で、ナシゴレン(Nasi Goreng)
5.Coto Nusantaraにて、地元特製の臓物入り牛肉スープのチョト・マカッサル(Coto Makassar Campur)
6.タカラール県ガレソン地区での友人の結婚披露宴で昼食
7.Kios Bravoにて、マカッサル風サモサ(Jalan Kote)、春巻(Lumpia)、緑バナナかき氷(Es Pisang Hijau)
8.Restaurant Surya Super Crabにて、スーパーキング・マングローブ蟹(Kepiting Bakau Super King / Saus Padang & Lada Hitam)、ナマコの炒め物(Cah Haison dan Sayur)、ブロッコリーとマテ貝の炒め物(Cah Blokkori & Sea Cucumber)、ハタの蒸し魚(Ikan Sunu Tim)、イカ唐揚げ(Cumi-cumi Goreng Tepung)、笹かまぼこ(Otak-Otak)など
<12月22日(日)>
9.ホテルの朝食で、鶏お粥(Bubur Ayam)
10.Jl. Lombokの麺屋にて、ワンタン麺(小)(Mie Pangsit Kecil)
11.Jl. LombokのKios Irianにて、肉団子各種入りスープ(Nyuknyang Campur)
12.Restaurant Nelayanにて、焼き魚2種(辛いソース・甘いソース)(Ikan Bakar Rica-Rica & Saus Palape)、マカッサル名物黄色い辛酸味魚スープ(Palmara Bandeng)、塩魚ともやしの炒め物(Cah Toge dan Ikan Asin)、オランダ茄子ジュース(Jus Terong Belanda)など
13.Cafe Mamaにて、ココビーン・アイス+アイスクリーム乗せ(Coco Bean Ice + Icecream)
14.出発便が2時間以上遅れたので配られたまずい弁当
わずかの滞在だったため、Sop Saudara、Sop Konro、Nasi Goreng Merahなどの重要なマカッサル名物を今回食べるには至らなかった。
今回も改めて感じたが、マカッサルの食べ物には勢いがある。「食べくれ!」と食べ物の側から強く訴えられているような印象を持つほどの勢いである。その勢いのおかげで、自分も元気になっていくような気がする。実際、以前、マカッサルにいたとき、食べ物の持つ勢いに何度も助けられた。荒っぽさというよりは勢い、である。
美味しいものを存分に食べて元気になる。そんな場所がマカッサルだと確信している。マカッサルの勢いのある食べ物で、みんなに元気になって欲しい。
マカッサル食べ歩きツアー、参加希望者はいつでもお気軽にご連絡を。次回はいつになるかな? (マナド食べ歩きツアーも可、です)
<12月20日(金)>
1.Kios Lompobattangにて、肉まん(大)(Bakpao Besar)と豆乳(Air Tahu)
2.Kios Donaldにて、肉団子各種入りスープ(Baso Campur)とアイスティー
3.Mie Titiにて、揚げ焼きそば(小)(Mie Titi Kecil)
<12月21日(土)>
4.ホテルの朝食で、ナシゴレン(Nasi Goreng)
5.Coto Nusantaraにて、地元特製の臓物入り牛肉スープのチョト・マカッサル(Coto Makassar Campur)
6.タカラール県ガレソン地区での友人の結婚披露宴で昼食
7.Kios Bravoにて、マカッサル風サモサ(Jalan Kote)、春巻(Lumpia)、緑バナナかき氷(Es Pisang Hijau)
8.Restaurant Surya Super Crabにて、スーパーキング・マングローブ蟹(Kepiting Bakau Super King / Saus Padang & Lada Hitam)、ナマコの炒め物(Cah Haison dan Sayur)、ブロッコリーとマテ貝の炒め物(Cah Blokkori & Sea Cucumber)、ハタの蒸し魚(Ikan Sunu Tim)、イカ唐揚げ(Cumi-cumi Goreng Tepung)、笹かまぼこ(Otak-Otak)など
<12月22日(日)>
9.ホテルの朝食で、鶏お粥(Bubur Ayam)
10.Jl. Lombokの麺屋にて、ワンタン麺(小)(Mie Pangsit Kecil)
11.Jl. LombokのKios Irianにて、肉団子各種入りスープ(Nyuknyang Campur)
12.Restaurant Nelayanにて、焼き魚2種(辛いソース・甘いソース)(Ikan Bakar Rica-Rica & Saus Palape)、マカッサル名物黄色い辛酸味魚スープ(Palmara Bandeng)、塩魚ともやしの炒め物(Cah Toge dan Ikan Asin)、オランダ茄子ジュース(Jus Terong Belanda)など
13.Cafe Mamaにて、ココビーン・アイス+アイスクリーム乗せ(Coco Bean Ice + Icecream)
14.出発便が2時間以上遅れたので配られたまずい弁当
わずかの滞在だったため、Sop Saudara、Sop Konro、Nasi Goreng Merahなどの重要なマカッサル名物を今回食べるには至らなかった。
今回も改めて感じたが、マカッサルの食べ物には勢いがある。「食べくれ!」と食べ物の側から強く訴えられているような印象を持つほどの勢いである。その勢いのおかげで、自分も元気になっていくような気がする。実際、以前、マカッサルにいたとき、食べ物の持つ勢いに何度も助けられた。荒っぽさというよりは勢い、である。
美味しいものを存分に食べて元気になる。そんな場所がマカッサルだと確信している。マカッサルの勢いのある食べ物で、みんなに元気になって欲しい。
マカッサル食べ歩きツアー、参加希望者はいつでもお気軽にご連絡を。次回はいつになるかな? (マナド食べ歩きツアーも可、です)
2013年12月14日土曜日
【バンジャルヌガラ】 Nasi Gudeg @ Warung Bu Sugeng
11月27日、中ジャワ州バンジャルヌガラ県を訪問した際に昼食で食べたナシ・グデッ(Nasi Gudeg)。
グデッというのは、ジャックフルーツの実をココナッツミルクで柔らかく甘辛く煮込んだものをベースに、煮玉子や鶏肉のオポール(ココナッツミルク煮)や牛皮を柔らかくしたもの(Krecek Sapi)を加えた、ジョグジャカルタや中ジャワの郷土料理。ご飯と一緒にいただく。
Krecek Sapiのクチャクチャとした感触がアクセントになる。こちらの人はよく、ご飯にクルプック(せんべい)を併せて食べるが、このようなアクセントのある食感が不可欠のようである。
ジョグジャで食べるグデッよりも甘さは控えめ。この店は、バンジャルヌガラではよく知られた店のようだ。
グデッというのは、ジャックフルーツの実をココナッツミルクで柔らかく甘辛く煮込んだものをベースに、煮玉子や鶏肉のオポール(ココナッツミルク煮)や牛皮を柔らかくしたもの(Krecek Sapi)を加えた、ジョグジャカルタや中ジャワの郷土料理。ご飯と一緒にいただく。
Krecek Sapiのクチャクチャとした感触がアクセントになる。こちらの人はよく、ご飯にクルプック(せんべい)を併せて食べるが、このようなアクセントのある食感が不可欠のようである。
ジョグジャで食べるグデッよりも甘さは控えめ。この店は、バンジャルヌガラではよく知られた店のようだ。
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